国道289号 駒止峠 旧道

このたび初めて、東北地方で「40高中」を発見することが出来ました。しかも、1つの道路で発見された40高中の個数は過去最多の20個超え。

とびきり特徴的な「40高中」でありまして、それは薄暗い曲がりくねった山道にあるため、またカーブに合わせ文字列が傾いているため。さらに、縦辺の太さが横辺に対して3倍の太さがあるためです。これはより遠くで道路標示を認識させたい高速道路などで用いられるもので、鹿島をはじめとした一般道路の道路標示は2倍の太さになります。

道幅が狭く速度の出せない山道に、高速道路並のフォーマットで描かれた道路標示の存在感は、愛好者の私ですら強すぎるのでは感じるほど。まるで絵画ムンクの「叫び」のようです。

また、道路標示が頻繁に存在したのは冬季閉鎖の区間のみ。民家が見えると旧道区間であっても道路標識のみとなったのが印象的でした。

こんなに数があったのですから、他の脇道や旧道にもあるのではと思い車を走らせましたが、他に発見できたのは福島県道23号の高・中速車の標識のみでした。

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